ウレタン防水とは
ローラーやコテ、刷毛などで塗りこんで広い面積を防水するものです。その代表的なものがウレタン防水というものです。こちらは主に屋上の床やバルコニーの床・出窓の天端・庇（ひさし）などに塗り、コンクリート・モルタルから水が浸み込むのを防ぎます。コンクリートやモルタルに水が浸み込むと、マンションなどでは下階の天井から漏水をしたり、コンクリート内部にある鉄筋を錆びさせて周囲のコンクリートごと破壊（これを爆裂といいます）したりします。
ウレタン防水は一番ポピュラーな塗膜防水です。バルコニーの床や雨水が流れる側溝部分にも塗られています。もし現在、ご自宅のベランダやバルコニーにこれが塗られていないようでしたら是非お勧めいたします。なぜなら、コンクリート内部の鉄筋から錆が発生しているかもしれないからです。
ウレタン防水にはいろいろな施工方法があります。コンクリートに直接密着をさせる密着工法。下地の影響を受けにくい通気緩衝工法、さらに受けにくくし既存下地の状況を問わず施工が可能な機械固定式通気緩衝工法など、各メーカーよりさまざまな施工方法が設定されております。また現在では地球環境問題にも対応した、環境対応型ウレタン防水材なども各メーカーにて開発されております。
ウレタン防水は皆様の貴重な財産であるご自宅の老朽化や破損を起こしにくくし、長くお付き合いするための大事な工事です。上の写真は弊社で行いましたウレタン防水工事の施工例です。
