シーリングとは
皆さんがお住まいの家やマンションの窓の周りや扉の周り、または壁を見上げると壁に縦横の線状に見えるゴム状のものがあります。それがシーリングです。これは窓の周りや扉周りの壁との間に打つことにより隙間からの水の浸入を防ぎます。また壁に打っているものは水を侵入を防ぐとともに、壁自体の動きを吸収して壁自体の強度を保つためにも使います。
シーリングの材料にも何種類かの種類があり、細かく分類されています。それを、その場所その場所により使い分けをします。現在では防水性能だけではなく美観にも影響しますので、弊社の技術スタッフのような技能検定の有資格者が施工しなくてはいけません。その場所にあった材料の選定・色の選定・施工方法の選定は技術力を持ったプロの技能士が行わなくてはいけません。
こちらのシーリングは通常10年おき程度に取り換えることが必要となります。これをシーリングの打ち替えと言います。マンションなどの大規模修繕工事の際に打ち替えることをお勧めいたします。紫外線や風、気温差等により、シーリング材自体が劣化し、本来の防水性・柔軟性が失われます。それが剥離や切れなどの原因です。そのままにしておくと、そこから漏水や壁のクラックにもつながります。
上記写真は実際のシーリング打ち替え工事の作業の写真です既存シーリングをきれいに除去し、マスキング、プライマー（接着剤のようなもの）塗布、新規シーリング材充填、ヘラにより表面を仕上げ、マスキングをはがし、施工が完了いたします。すべて人の手により施工しますので、十分な経験を重ねた技能士の腕が問われる工事です。
